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2021MotoGP第3戦ポルトガルGP決勝コメント

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 2021年4月18日、ポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催されたMotoGP第3戦ポルトガルGP MotoGPクラスに参戦したライダーのコメント

 

■7位:マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
「今週末はいろいろな感情がありました。ピットに戻ったとき、痛みだけではなく、言葉では言い表せないけれど、どうしても抑えられない感情が爆発しました。みんなのサポートを本当に感じました。そして、家族と友人のサポートは特別でした。再びMotoGPライダーになることができたと感じられたことはとても重要なことです。すばらしい気分です」

 

「今日のレースは楽しめませんでした。かなり苦戦しましたが、これは回復の重要なステップです。一番の目標だったレース完走を達成できました。ポジションは関係ありませんが、トップと13秒差というのは不可能な夢でした。レース中盤で単独走行しているときのフィーリングがベストだったと思います。レースのスタートは久しぶりの感覚だったのでショックを受けました。終盤はとにかくフィニッシュすることだけを考えていました。次はヘレスへ向けてがんばります」

 

■リタイア:ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)
「残念ながら今日はテクニカルな問題がありました。このようなことは起こるものです。今日のレースはとても短いものでしたが、限界でレースをしているときは起きる出来事です。ミスや問題から学び、強くなって戻ってきます。気持ちを切り替えてヘレスに集中します」

 

「ステファン(ブラドル)のおかげでヘレスはたくさんのデータがあります。引き続き仕事に取り組み、運を見つけたいです。そして今日の問題は今後起きないことを願っています。強くなり続けます。チームで成長し、前進していきます。次のレースウイークがスムーズに進むことを願っています」

 

■1位:ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジーヤマハMotoGP
「今の私は自信に満ち溢れているように感じます。このような状態を取り戻せたことはとても重要です。前回ドーハで得た自信と同じものを、今日も感じることができました。私たちは今、勝つために何が必要かということがわかっています。フロントのフィーリングが良ければハイペースで走ることができるのです。今日は自分のライディングだけに集中し、素晴らしいペースが出ていました。自分でも驚くほどです!」

 

「また後ろに迫るリンスのプレッシャーも感じていて何とか振り切ろうと頑張っていたのですが、そうするうちに彼のほうがミスをしました。そのあとは少し楽になり、バニャイアとの差をさらに広げることもできました。この3日間、私たちはとても素晴らしい仕事ができたと思っています。昨日は全セッションでトップ、今日も優勝することができ、2日後の私の誕生日を祝うための最上のプレゼントにもなりました。すべてはチームのおかげ。心から感謝しています。次は大好きなコースのひとつ、ヘレスへ向かいます。待ちきれない気持ちです」


「今も原因はわかっていません。ただ何かが間違っていたのです。とにかくペースが遅く、どうすることもできませんでした。このような結果はまったく想像していなかったので非常に残念です」

 

カタールで優勝し、今回も初日はトップだったのに、決勝で10位以内に入れないなんて、とても考えられないことでした。しかし浮き沈みは誰にでもあるもの。それが人生というものでしょう。これから状況を分析していきます。もっと安定した成績をあげるために、何かを変更しなければならないことは間違いありません。次は相性の良いヘレスなので、今日のことは忘れて集中したいと思っています」

 

■リタイア:バレンティーノ・ロッシペトロナスヤマハSRT)
「セッティングが向上し、ハードコンパウンドリアタイヤもフィーリングが良く、今日は順調に走ることができました。ペースも昨日より格段に良くなっていたのですが、やはり後方からの追い上げは簡単ではありませんでした」

 

「第1コーナーではやや遅れたものの、そのあとは好調で、トップ10を狙っていけると感じていました。しかし結局は、フロントタイヤに負担のかかる第11コーナーでフロントから転倒してしまったのです。ポイントを獲得できるチャンスだっただけに悔しい結果になってしまいましたが、全体的にはマシンの状態が改善されてきているので、ここからまた挽回を目指します」

 

■2位:フランセスコ・バニャイア(ドゥカティレノボ・チーム)
「今日のレース結果には満足している!11番グリッドからのスタートだったので、トップ5でフィニッシュすることが目標だったが、表彰台に登ることができた!このサーキットでは昨年は苦戦したが、今年はマシンのフィーリングが素晴らしく、ポジションを大きく挽回することができた。最終ラップではかなり苦戦したが、なんとかミルのアタックを退けて、チャンピオンシップでも2位に浮上することができた。今週末、素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したい!次は、得意としているヘレス・サーキットでレースが開催される」

 

■リタイア:ジャック・ミラー(ドゥカティレノボ・チーム)
「このような形でレースを終えたくなかった。今日は調子が良かったので、素晴らしいスタートを切って全力でプッシュした。残念ながら、アレイシ・エスパロガロ(アプリリア)のマシンに近づきすぎてブレーキングが遅れ、フロント・タイヤに過剰な負担をかけてしまった。クラッシュは完全に自分のミスだ。これまでの3戦は非常に困難なレースとなり、僕のキャリアの中でも経験したことがないくらい複雑な時間を過ごしてきた。気持ちを切り替えて良い仕事を続け、次のレースで結果を出すために、引き続き集中したい」

 

■3位:ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)
「今朝のウォームアップではかなりフィーリングが良くて、決勝は良いレースペースで走れると確信を持っていたんだけど、レース中盤フロントにちょっと違和感があってペースを維持できなかった。まだ何が原因だったのか分からないから、これからチームに確認してもらうよ」

 

「ポルティマオはあまり得意なサーキットではないから、この週末良い流れを維持しながら表彰台を獲得できたことは本当に嬉しい。次のヘレスでもまた今週のように良い結果を残したいけど、ヘレスは皆速いからきっと今週以上に厳しいレースになるだろうね」

 

■リタイア:アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)
「本当に残念だったと思っているし、がっかりしているよ。ファビオの後ろについてからはずっと全力でプッシュしていたけど、決して無理していたわけではないし、一度もオーバーリミットだったとは感じなかったよ。タイヤ、呼吸、ペース全てを冷静にちゃんとコントロールしていたしね」

 

「転倒後にデータを調べたけど、データ上では他の周と同じように走っていて転倒の理由がよくわからないんだ。この週末はずっとフィーリングも良かったからトロフィーを持ち帰ることができなかったのは残念だけど、マシンの調子が良くて強いペースで走ることができているから、次のヘレスでも同じように取り組むことができれば必ず良い結果を得ることができると思っているよ」

 

■10位:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
「最後尾からのスタートで、しかも身体を痛めていたので今週末はあまり周回できず、とてもハードなレースでした。レースに挑戦できてとてもうれしいです。たくさんのライダーたちをオーバーテイクすることができました。とても難しいことですが、スタートから力強い走りにトライしました」

 

「最後にはレースを楽しむことができました。まさか10位を獲得できるとは思っていませんでした。今大会は1ポイント獲得だけでも満足したと思いますが、10位でフィニッシュできたので、とてもよかったです。ヘレスに向けて身体を休めたいです。これが今は一番大事なことです。クリニカモバイルに感謝したいです。ここ数日彼らは最高の仕事をしてくれました。またチームにも感謝したいです。彼らのサポートとピットの雰囲気がこの結果を可能にしてくれたと思います」

 

■8位:アレックス・マルケス(LCRホンダ・カストロール
「8位はいい結果です。チャンピオンシップで大事なポイントを獲得することができました。カタールでは、テストとレースでチームが最高の仕事をしてくれたにもかかわらず、両方のレースで完走できませんでした。今日はレースで完走することが一番の目標でした」

 

「まだ前進できることは分かっていますが、全体的には満足できるレースでした。今日の仕事を誇りに思います。これがいい流れのスタートであることを願っています。今後はどんどんよくしていきたいです。ポルトガルGPにおけるチームのすべての仕事に感謝したいです。しっかり充電をして、次のヘレスに集中したいです」