Moto3:ポールの鈴木竜生「最終ラップが走れなかったからポールはラッキー」/2021MotoGP第4戦スペインGP予選
2021年5月1日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われた2021年MotoGP第4戦スペインGP Moto3クラスの予選でポールポジションを獲得したSIC58 Squadra Corseの鈴木竜生がコメントした。
鈴木は今季初、昨年同地で行われた第3戦アンダルシアGP以来、通算5度目となるポールポジションだ。
「冬の間は、カタールでのウインターテストの1週間前に新型コロナウイルスに感染し、3日間のテストに参加できませんでした。そのため、シーズンの初めからあまり競争力がありませんでした」
「レース終盤はユーズドタイヤで苦戦しているので、今週末は僕もチームもユーズドタイヤでの作業を多く行いました。通常、FP1とFP2では2~3本のニュータイヤを使用しますが、今回は2本しか使用しませんでした」
「初日は最速ではありませんでしたが、ニュータイヤでは競争力があることがわかっていたので、午後のQ2では最初のフライングラップに集中しました。Moto3では特に終盤に大きな混乱が生じることがあるので、できるだけ早く良いラップを取ることにしました」
「残念ながら、最終ラップでは旗が振られてしまい、タイムを上げることができませんでしたが、少しラッキーだったと思います。そして、今年もここでポールポジションを獲得できたことをうれしく思います」