モタスポMania

MotoGPの最新情報をニュースでお届け!

クアルタラロがポール獲得。ヘレスでは4戦連続/MotoGP第4戦スペインGP

f:id:MotorSportMania:20210501220334j:plain

ファビオ・クアルタラロ©YAMAHA

 2021年5月1日、2021年MotoGP第4戦スペインGP MotoGPクラスの予選がヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、モンスターエナジーヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロがポールポジションを獲得した。

 

 クアルタラロが今季ポールポジションを獲得するのは第3戦ポルトガルGPに続き2度目。ヘレスでは、昨年の第3戦アンダルシアGP、第2戦スペインGP、2019年第4戦スペインGPでもポールだったため、4戦連続ヘレスでのポールシッターとなった。

f:id:MotorSportMania:20210501223322j:plain

 

Moto3:鈴木竜生が通算5度目のポールポジション獲得/MotoGP第4戦スペインGP

f:id:MotorSportMania:20210501202109j:plain

鈴木竜生©Honda

 2021年5月1日、2021年MotoGP第4戦スペインGP Moto3クラスの予選がヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、SIC58 Squadra Corseの鈴木竜生がポールポジションを獲得した。

 

 鈴木がポールポジションを獲得するのは今季初、昨年同地で行われた第3戦アンダルシアGP以来、通算5度目となる。

f:id:MotorSportMania:20210501220638j:plain

f:id:MotorSportMania:20210501220643j:plain

 

マルク・マルケス、FP3で復帰後初クラッシュ。怪我はなし/MotoGP第4戦スペインGP

f:id:MotorSportMania:20210501174913j:plain

クラッシュを喫したマルク・マルケス©MotoGP

 2021年5月1日、2021年MotoGP第4戦スペインGP MotoGPクラスのフリー走行3回目がヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスが復帰後初クラッシュを喫した。

 

 マルケスはFP3の残り2分を切った際にアタックを行っていたが、7コーナーでスリップダウンを喫して大きなクラッシュとなった。

 

 マシンは大破し、マルケス自身もエアバリアに衝突。立ち上がり大きな怪我はないようでピットに戻ったが、メディカルセンターに向かった。その後、軽い捻挫があることがわかり、病院でも検査したが問題はないようだ。

 

 FP3では1分37秒354で12番手、同タイムが3度のセッションでベストとなり総合でも12番手となるため、予選はQ1からスタートする。

MotoGP:グレシーニ・レーシング、ファウストの妻が新オーナーに。息子2人も関与

f:id:MotorSportMania:20210430235626j:plain

ファウスト・グレシーニの妻と息子©Gresini Racing

 2021年4月29日、グレシーニ・レーシングはファウスト・グレシーニの妻ナディア・パドヴァーニが新しいオーナーに就任したと発表した。

 

 アプリリアと提携してアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニとしてMotoGPクラスに参戦するほか、Moto2、Moto3、MotoEにもチームを持ち活動していたグレシーニ・レーシング。

f:id:MotorSportMania:20210430235734j:plain

ファウスト・グレシーニ©Gresini Racing

 2月23日には125ccクラスで2度の王者に輝き、チームマネージャーを務めたファウスト・グレシーニが新型コロナウイルスにより60歳で亡くなった。

 

 シーズンを前にしてチームマネージャーを亡くしたが、ファウストの妻ナディア・パドヴァーニがオーナーを継続することになった。また、息子のロレンソとルカも関与し、家族でチームを支えるという。

アプリリア、ファクトリー体制で2022年からMotoGP参戦。グレシーニとは契約満了

f:id:MotorSportMania:20210430234251j:plain

マッシモ・リボラ、カルメロ・エスペレータ©Aprilia



 2021年4月29日、アプリリア・レーシングは2022年から2026年までMotoGPクラスに継続参戦することを発表した。しかし、グレシーニ・レーシングとは契約満了となるためファクトリー体制で参戦することになる。

 

 2015年からMotoGPに参戦を開始したアプリリアはグレシーニ・レーシングと提携して『アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ』としてエントリー。マシンはファクトリーマシンを開発してアプリリアRS-GPを使用している。

 

 しかし、グレシーニ・レーシングは来季から別メーカーのマシンを使用すると発表。そのため、アプリリアは2022年からファクトリー体制でMotoGPに参戦する。

 

 ライダーは、昨年の6月に2021~2022年までアプリリア・レーシングと2年間契約を締結したアレイシ・エスパルガロとなるだろう。

 

 この発表により、KTMドゥカティ、ホンダ、ヤマハ、スズキ、アプリリアの全メーカーが継続参戦することが決定した。

VR46が2022年からMotoGPに参戦か。ロッシ「アプリリア、ドゥカティ、スズキ、ヤマハと交渉中」

f:id:MotorSportMania:20210430232907j:plain

 2021年4月28日、タナール・エンターテイメント・スポーツ&メディアは、バレンティーノ・ロッシが率いるVR46と提携して2022年から2026年までMotoGPクラスに参戦すると発表した。

 

 VR46は下位クラスでチームを持つとともに、今季からMotoGPクラスでスカイ・VR46・アビンティアとしてロッシの弟のルカ・マリーニをサポートしている。

 

 来季からは、アラムコ・レーシング・チームVR46としてMotoGPにチームを持つというが、ライダーだけでなく、参戦メーカーも決定しておらず実態がわからない状況だ。

 

 29日にロッシはメディアのインタビューでアプリリアドゥカティ、スズキ、ヤマハの4メーカーとマシン供給について交渉を行っていることを明かした。

 

 また、30日にドゥカティ・コルセのパオロ・チャバッティはグレシーニ・レーシングとVR46の2チームとインディペンデントチームについて協議していると語った。

 

 来季以降も6メーカーが継続参戦するが、サテライトチームは動きがありそうだ。

f:id:MotorSportMania:20210430232912j:plain

右肩負傷の中上貴晶「体の調子は100%ではない。でも大丈夫だと思う」/MotoGP第4戦スペインGP

f:id:MotorSportMania:20210430133313j:plain

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)©Honda

 LCRホンダ・イデミツの中上貴晶は、2021年MotoGP第4戦スペインGPの意気込みを語った。

 

 開幕戦カタールの2連戦では転倒と17位と低迷したが、第3戦ポルトガルGPでは10位でフィニッシュし、ポイントを獲得した。しかし、この大会ではフリー走行で転倒を喫し、右肩を負傷している。

 

 その影響で予選を欠場し、最後尾21番手から決勝に挑んでいたが、決勝では見事な走りを見せた。

 

 第4戦スペインGPに向けて、中上は「体の調子は日に日によくなっていますが、まだ100%の状態ではないので、今週末は、自分の体調をチェックしながら大会に挑みたいと思います。大丈夫だと思います」という。

 

「そして、ヘレスは大好きなサーキットのひとつなので、とても楽しみです。このサーキットでは、過去のMotoGPとMoto2ですばらしい思い出があります。今回も最高のパフォーマンスをして、チームと一生懸命取り組み、目標を達成したいです」